7月6日の東海道ウォーキングは、
「池鯉鮒宿~岡崎宿」でした。名鉄宇頭駅集合~名鉄美合駅解散で、今回の見どころは
岡崎の「二十七曲がり」でした。
ただ、この日は朝から湿度も高く35℃以上になる予報!日傘禁止のウォーキングでしたので、熱中症の心配もありました。「うだる暑さ」の中歩き出すと、「これはやばい」最後まで持つのか?自分よりも年齢が上であるだろう年配者がほとんどでしたから、他の人の方が心配で、本当に大丈夫かなとも思いました。

矢作(やはぎ)神社

現代の矢作橋
岡崎に入る前に「矢作橋」を渡りましたが、江戸時代には何度も氾濫もあり付け替えられたようです。
東海道で一番長い橋として旅人も興味があったとの事。これは歌川広重の絵にも描かれたことから人気も出たのでしょう。
渡ると、まず南側から、八丁味噌の「カクキュー」と「まるや」が出てきます。2006年のNHK朝ドラ「純情きらり」のロケ地としても観光スポットとなっています。
昼食はこの「カクキュー」さんで、当然の味噌料理なのですが、猛暑の中、熱い「味噌煮込みうどん」ではありませんか!参加者から悲鳴?不満のような声が・・・
でも赤みそが好きな私にとっては汗をかきながら完食しました。
昼食後いよいよ「二十七曲がり」、最初は回数を数えてましたが、あまりの暑さもあり歩くことに耐えるだけに途中からなっていたような・・・。

岡崎城下の街道をわざと周りくねった27回も曲がらせて通しました。東海道自体は家康の時代に街道整備されましたが、秀吉が家康を江戸に追いやったの後、家康が西へ攻め入ろうしたときに岡崎城下をすんなり通さないよう、秀吉公の家臣で岡崎城城主だった田中吉政が、屈折の多い道筋「二十七曲り」を作りました。城下防衛が一番でしたが、街道筋に店舗を並べたため旅人たちにとどまらせる経済効果が大きく、京都へ向かうのに次の宿泊する「熱田の宮」の前の宿として栄えました。
岡崎城を回避しながらの道

途中、岡崎消防署に寄りました。なんと日本に2台しかない(岡崎と大阪)「レッドサラマンダー」TVで見たことがありましたが、現物を見ることができました。水陸両用、災害時に出動できる凄いマシーンです。能登半島地震でも出動しました。カッコイイ!
夕刻、美合駅にたどりつき、全員無事にゴールできました。猛暑の中、歩行距離は12㎞と短いのに疲労度が全然違いましたので、これは奇跡ではないかと思ったのでした。
(前回は、途中、足がつったりして脱落した人もいたので)
京都三条大橋からの歩きはこれで、162㎞となりました。酷暑の夏は避けて次回は9月7日までは「一休み」でほっとしています。